次の10年を踏まえた土台づくりが目的だそうだ。Windows Vistaの失敗は踏まないということだろう。
しかし本当に目新しくないのだろうか? 気になることがある。
- iPhoneにはOSXが利用されている。
- iPhoneや最近のMacBookには、マルチタッチ技術が利用される。
- 無線が最近のAppleの基本路線。
これらから想像するに、White Lepardは、現在のLeopardの最近追加された新機能を完成させたものになるのではないか。white leopardそのものは新しくないのだが、その完成されたOSで新たな製品群が同時に発表されるのではないだろうか。ずばり、シート・コンピュータだ。
iPodのような組み込み系ハードウエアがAppleの主流になってずいぶんと長い。Appleにとって、OSを単体で売る事はあまり良い商売ではない。ハードウエアを売る事が重要であり、その究極は組み込み系だろう。その動きがノートPCにも適用され、その技術上の重要な柱がWhite Leopardとなるかもしれない。LeopardからWhite Leopardへの進化は実は劇的なもので、汎用OSから組み込みOSへの変化かもしれない。