2011年12月18日日曜日

カードゲーム ASCENSION で遊ぶ

カードバトル ゲームを遊んだことはあるでしょうか。一般のひとには遊戯王カードがピンとくるかもしれません。テレビでも評判になり、子供達の間でカード集めが過熱し、社会問題になったこともあります。
世界的にはMagic:The Gatheringが有名です。ファンタジーの世界を題材に、カード毎に様々な特徴が設定され、複雑な戦略を実現できることが大きな魅力です。各カードには美しいイラストが描かれ、コレクション性も高いのです。新しい機能とイラストを持ったカードは、続々と発売され購買意欲をそそります。マーケットとしては非常に優秀です。強くなるために、新しいカードが欲しくなり、あるいは全てのカードをコレクションしたくて、他人に自慢したくて、カードを買い続けるのですから。誰かが、お金を刷っているようだと言っていました。笑いが止まらないでしょう。
カードゲームファン、ボードゲームファンは世の中に様々な同好会があるようですが、OJISAMAな私としては、今更そのようなコミュニティに参加し、恥を晒すこともできず、密かに iPhoneゲームで本格的なカードバトルゲームが出ないか狙っていました。いくつかのカードゲームが発売されましたが、イマイチなものばかり。そして、やっと見つけました。それが数日前に購入した ASCENSION (アセンション)です。

デッキビルド型カードゲーム
アセンションは、デッキビルド型カードゲームに分類されます。カードゲームは、相手のカードが演じるファンタジー世界のクリーチャーを倒す対戦型が主流ですが、最近は新しいタイプのカードゲームも人気があるそうです。デッキビルド型は、自分のデッキ(カードの束)を充実させていくことを目的とするそうです。最初は、よく理解できませんでした。アメリカ生まれのゲームなので、解説は英語、チュートリアルも英語。英語そのものは決して難しくないのですが、ゲームの目的やコンセプトが初めてなので、解釈に困りました。AppStoreでの評価点は良いし、評判もよい、値段も手頃、そして何よりカードのイラストが本格的でかっこ良いので、絶対に面白いはずだと確信し、久しぶりに1日かけて、マニュアルから、しっかりと読んで進めてみました。
結論です。とても面白い。1回のプレイ時間は10分から15分ぐらい。サクサクと進むし、カードゲームに特有のコンボも、気持ちが良い。すこしでも、面白さをわかってもらおうと誌上プレイでゲームの雰囲気を再現してみます。

神殺しの年代記 CHRONICLE of the GOD SLAYER
平和だったヴィジル(世界)に、危機が迫っています。堕落した神サマエルの封印が解け、眷族であるモンスターたちが出没するようになりました。プレイヤーは、英雄(ヒーロー)達を招聘し、魔導器(コンストラクト)で武装した軍団をつくりあげ、名誉(オナー)を獲得し、神を殺す者( God Slayer)とならねばなりません。
誰が世界を救うのか。ライバル達も名乗りを上げました。封印の解けたヴィジルの街は、愚かにも封印を解いてしまったカルティスト達や、数千年の昔サマエルを封印した4柱神に祈りを捧げる神秘主義者達、一旗揚げようとする傭兵達で溢れています。サマエルと敵対する4柱神のしもべ達(ライトンド、ヴォイド、メカーナ、ライフバウンドの各神派閥)もヒッソリと出番を待っています。ささやかなルーン(神秘の通貨?)とパワー(攻撃力)、8人(枚)の徒弟と2名の衛兵を従え、プレイヤーの神殺しへの旅が始まりました。

Snap Dragon 
最初のターンで、徒弟5枚が出てルーン5個を手に入れました。ルーン5個を使い、ライフバウンドのスナップドラゴン(コンストラクト扱い)を手に入れ、ターン終了です。その後、数ターンでスナップ・ドラゴンは陣営に装備することができました。


Samael's Trickster
数ヶ月(数ターン)が過ぎました。サマエルの道化師(Samael's Trickster パワー3)が襲ってきました。傭兵(パワー2)と衛兵(パワー1)で撃退し、名誉1とルーン1を獲得します。撃退したモンスターは虚無のなかに流され、二度と戻ることはありません。道具として装備しているスナップ・ドラゴンは毎回ルーン1個を生み出してくれます。神秘主義者が提供するルーン2個、機械仕掛けの僧侶 Reactor Monkが提供するルーン2個を使い、計6個のルーンで「無双のオジア Oziah the Peerless」と契約しました。パワー6以下のモンスターを一刀の下に殺すオジアは、いつか契約を果たすことを誓い、別れていきます。(自分の山札に置かれます)
Oziah the Peelless (これが今一番好きなカード)
さらに数十ヶ月(ターン)が過ぎます。ルーンを与え、この世のモノとは思えぬ者達と契約を交わし、モンスターを倒し、名誉を得て、徐々に軍団は大きくなっていきます。しかし、ライバルの軍団(デッキ)も大きなオーラを発しており油断がなりません。

ついに全ての名誉は尽きました。各プレイヤー達は、獲得した名誉と軍団を王に披露し、誰に神殺しの使命が下るか、王の判断を待つのです。結果は ........

フレーバーテキスト
各カードには、カードの効果と全く関係ありませんが、雰囲気を盛り上げるための「フレーバーテキスト」が斜体で記載されています。そんなこだわりもカードゲームの良いところ、恰好良いところです。iTunes App storeで、450円、決して高くはないと思います、お勧めです。私は、追加パック [ Return of the FALLEN 堕落しものの逆襲 ] ( 250円)を購入しようか、迷っているところ。きっと、購入してますな。

2011年12月10日土曜日

星印評価とか、なくても良いのに

世の中は評価する機会で溢れています。ラーメンを食べてはランクをつけ、記事を見て「いいね」とクリックし、本読んでは星マークをつけ、Amazonで買ったら星をつけます。

一部の権威者による評価ではなく、普通の人が評価した結果こそが素晴らしいという考え方は「集合知」と呼ばれマーケティングでも注目されています。いや、勘違いされるといけないので先に話しておきますが、嫌いじゃないのです。むしろ好きな方だと言っても良いでしょう。

ただ二つの点で、このような仕組みは惜しいなと思うわけで、その一つは、悪意の匿名コメンテータの存在。辛口のコメントは良いのですが、頭の悪いあんちゃんみたいな下品なコメントはやめて欲しいな。読むのが辛いんですよ。もう一つは評価点の付け方。星5つ満点が、わりと多い気がしますが、あれは微妙。意外と納得しにくいのです。もっと意味の読み取りやすいランク付けが普及すると良いなあ。

評価といえば、思い出すのは、今は無き雑誌「スイング・ジャーナル」のSJおじさん(写真)。昨年に休刊となったスイング・ジャーナルは、古いJAZZファンにとってはバイブルのような雑誌だったのではないでしょうか。毎月発売される、ほとんど全てのJAZZアルバムを評者の方々がコメント付で評価していました。5段階評価ですが、真ん中と思われる「平凡」が☆2つです。私にとって、これは新鮮でした。学生時代、何枚もLPを変えない私にとって今月何を買うべきかは、重要な問題です。有名なプレイヤーの作品は、JAZZ喫茶で聴くことは出来ますし、またFMで特集が組まれることがありますので、なんとかなります。当時、JAZZは若く元気であり、常に新しい動きがありました。私が買うべきLPは、まだメジャーではないが、将来大化けするプレイヤーや作品、いわゆる先物買いです。友人に自慢したり、一人で悦にはいったり、まあ今で言うオタクだったのでしょう。試聴とかは出来ませんから、頼りになるのはスイング・ジャーナルの批評です。評者の性格を判断し、その人がどのように点をつけたのか、コメントしたのかが重要なのです。スイングやビバップ好きの人が☆1つ(貧弱)とかをつけ、コメントに「なぜ海外で評価が高いのか判らん」とか書かれていたら、これが狙い目。あとは、ジャケットをみて恰好良ければ、間違いなく買いましたね。ジャケットのセンスは、絶対作品の質に比例していると思いますよ。

平均点評価とか、たくさんの評価とかが良いとは限らない分野もあると思います。趣味趣向のものや食べ物は、必ずしも行列が出来なくても良いのでは。ロングテールの世界がもっと、もっと楽しくなるような「評価システム」が開発されると面白い。Facebookの「いいね!」を超える評価システムよ、待ってます。いや、待ってないで作れよ (自分)

2011年11月26日土曜日

広大なるマーケットと[市場の死]

ゲームソフト大手、エレクトロニック・アーツの最高クリエイティブ・ディレクター、リチャード・ヒルマン氏は「今ここで競っているのは、お金ではなくてユーザーの時間。したがって、ユーザーがいるところ、ユーザーが持っているデバイスすべてに当社がいなくてはならない」と述べた。
市場の定義とか大きさの測定は、これまで金額で語られることが多かった。ヒルマン氏の話はとても興味深い。市場の大きさは、ユーザーのゲームにかける時間だと言う。お財布ではないのだ。なるほど。
iTunes, iPodが発売された時に気づいた。音楽市場の大きさは、これからはハードディスクの大きさで語られることになるだろうと。今まで音楽メディアは保管するスペースが必要だった。家の大きさ、個人のスペースの大きさが保管量を決めていたかもしれない。しかし、これからはディスクの大きさが購入量を決定する。そして、クラウド時代がきた。音楽の保管スペースは無尽蔵になった。経済の需要と供給の法則を変形して解釈するならば、需要は無尽蔵になったので、供給側だけが市場の動向を決めることになるのだ。わはは(笑)。恐ろしい世界。これは音楽が死蔵される世界。この世界は、やがて書籍にも波及する。永遠に聴かれず、読まれず、保管される墓場のような世界が、もうすぐ生まれる。

Appleが抱える[王者の問題]

ノブレス・オブリージュ(貴族の義務)という言葉があります。フランスの言葉だったと思いますが、とあるアニメで知りました。地位の高く裕福である貴族には、社会に貢献する義務・責任があり、貴族は喜んで、それを果たすような意味だったと記憶してます。
IT業界でも、ノブレス・オブリージュが存在するのではないかと考えました。それを「王者の問題」と勝手に呼んでみましょう。
IT企業、インターネットを市場としている企業には、やらなければならないこと、無視出来ないことがあります。例えばセキュリティ・通信インフラ・画像圧縮などの技術・インターフェース関連の特許提供など。Appleのエコシステムは、この問題にうまく対応してきました。しかし、やはり逃げることは出来ないようです。最近、iTunesの不正アクセス問題が話題になっています。やはり”一番”は、影響が大きく狙われやすいのです。王者であるが故に抱える問題です。この問題は根深い。自分たちだけ良いわけにはいかず、業界全体に対して、市場に対して無償で対策を提供しなければならないケースが多いのです。二番が王者より早く追いつける理由もそこにあります。追いつくためのコストは、王者が負担するのでコスト負担せず、それを利用すれば良く、王者は王者の問題解決に払う費用と時間のせいで、スピードが鈍ります。Appleは今後、開発費用を随分と多く払う必要が出てくると予想されます。それが王者の問題。

Appleの投資対効果は随分と良かったのです。良すぎました。それは、王者のコストをMicrosoftが支払っていたからです。しかし、これからは逆転します。Appleが払い、Microsoftがその効果をタダで享受する時代が来ました。Windows PhoneとiPhoneの関係はそのようなものになります。これは、恐らく逆転しません。王者は一番であるために払い続けまます。追従者は、それを利用するゆえに、近づくことはできるが追い抜けません。もしかすると、わざと追い越さないかもしれません。そんな企業はいないと思いますが。

閑話休題。写真は怪獣王ゴジラのフィギュア。先日秋葉原で発売記念会場を訪れた際に撮影しました。このフィギュアは良くできているのですよ。しかし7000円ぐらい。高い。でも欲しいなあ。一生ものだと思うのだけど。

2011年11月13日日曜日

がっかり。わくわく。東京国立近代美術館


とあるブログで、スイスの建築家 VALERIO OLGIATI (ヴォレリオ・オルジャティ)展が目にとまったので、東京国立近代美術館にいってみた。入場料は常設展込みで450円。安いのが気になり、いやな予感が漂います。入場してみるとヴォレリオの展示場は二階の一室のみ。白い模型が九点と図版だけの展示。解説も素人が読むにはつらい、専門的な内容だし、模型はきれいだけどリアリティはなく、つまらん。失礼ながら、大した内容ではないのに写真も禁止。建築は構築されてしまえば晒しものにされるので、写真禁止はあまり意味がないように思えるのだけどね。
がっかりして、所蔵品ギャラリに向います。これは面白かった。テーマは「近代日本の美術」、その他に、「ぬぐ絵画 日本のヌード」開催されていました。
二階 現代美術(970年代以降)、三階 昭和戦前・戦後、四階 明治大正 と展示されていたのですが、成り行きによって、二階から四階への時代をさかのぼっていくことに。

現代美術の展示から
ダンサー
やっぱり、へんちくりんな現代美術品が刺激的です。鷲見和紀郎(すみ わきろう)の作品「ダンサー」。踊り子がくるくると回る様子とスカートや手が回転を追いかけていくダイナミックな動きを静止した造形物で表現したのでしょうか。ダンサーは、2つのバリエーションがありましたが、こちらの方が素敵です。

このあたりでは、写真も展示されています。現代美術は、表現手段や素材が様々に模索し試されてきた時代でもあり、そのなかでも写真は、アートの分野で大きな地位を占めてきたのでしょう。「脱ぐ絵画」企画展でも、写真が多く展示され、そこでは海外の写真家の作品もあったのですが、やはり芸術性では海外の方のほうが秀でているようです。最近はそんなこともないのでしょうが。

昭和 戦時と戦後の展示から
間所紗織 「女」
間所紗織の「女」。まだ女性の進出には厳しい時代だったのでしょう。海外へ飛び出し、または抽象画に活躍の場を求める女性がいらしたようです。この作品は、神話時代の踊り子を表現したのでしょうか?縄文時代ような服装、狂気を秘めた赤、画面いっぱいを占め、飛び出してくるような勢いを感じます。

松本竣介の「建物」、建畠覚造の「貌(かお)」など、興味深い作品も数多く並ぶ、私的には一番充実していたフロアでしょうか。掲載出来なかった写真は、あとでFacebookあたりにアップしておくことにしましょう。日本の... と言いながら、パウル・クレイの「山への衝動」など外国人作品が混じっているのはご愛嬌かな。

棟方志功の黒い薔薇の裸婦。屏風絵なのに、モダンで、エロティックで、なのに圧倒的に高い芸術性が発散されています。脱帽ですね。いや、それにしてもエロい。なまじ最近の劇画でも、このようなエロティズムはだせませんよ。でも、なぜか欲情しないのは芸術だからでしょう。

棟方志功 黒い薔薇の裸婦
明治、大正の展示 など
最後のフロアは、写真をとりませんでした。展示内容は、もう昔の美術の教科書に載っていたり、切手になったりしている超有名作品の目白押し。東京国立近代美術館を訪れるたびに観ているものばかり。何度みても、楽しいですね。

パンフを見ていると、月に何度か、キューレターの方や作者、ボランティアの方によるガイドツアーやトークがスケジュールされていました。金曜日の夜18:00からとか、すこし会社を早引きして参加してみようかしら。知識が増えたほうが、美術鑑賞はもっと面白くなるような気がします。

2011年11月6日日曜日

ささやき、祈り、詠唱、念じろ!

昔、ウルティマと言うロールプレイングゲームがありました。いつの頃からか、オンラインゲームになったかと思います。今日、本棚を整理していると当時遊んだウルティマで、一生懸命マッピングしたメモが見つかったのです(写真) うあ!懐かしい。
当時はウルティマとウイザードリイの2本がロールプレイングゲームの双璧でした。まだ、ドラクエも生まれていない頃です。この頃のゲームは渋かったですよ。自動マッピングなんて機能はありません。方眼紙にコツコツと自分で書くのですよ。マッピングは基本でした。きちんと地図を書いていくと、隠れた部屋や階段が見つかるのです。そして壁をひとつずつ叩いて行きます。すると、秘密のドアが見つかります。やったとドアを開けるとトラップ一発、ハイ即死。モンスターも強かった。ダンジョンに入ってエンカウント、雑魚のライカン(獣人)相手に、たった一発で死亡。「死んでしまうとは情けない。」と復活させてくれる神様などいません。ウイザードリイでは別のパーティーを組んで死体を探し出しに行き、寺院に連れて帰り、金で蘇生してもらいます。パーティーの人数は6人に制限されていますので、死体の分を除くと救援隊は少人数です。グズグズしていると死体は誰かが持っていってしまいます。せっかく死体を持ち帰っても、蘇生に成功するとは限りません。結構な確率で灰になるのです。灰になった死体はさらに厳しく蘇生復活できなければロスト。そうしたらアウト。せっかく成長させたキャラはオジャンです。蘇生の時の呪文は、今でも覚えています。
Mumu , chant, pray , ,,,, invoke !
(ささやき、詠唱、祈り、念じろ!)
ねえ、なんか、投げやりな感じでしょう。ダークですよ。ドラクエやFFのようなドラマ仕立ての紙芝居方式とは全く次元の違うゲーム世界でしたね。
ところが、ここ数年、ロールプレイングゲームも変わってきた気がします。紙芝居を楽しむドラクエの流れから、異世界を楽しむ方向へ、ストーリーからワールドへ、ヒーローから参加者へ。話題の Dark Soul や Wizardry Online は、どちらも死亡率が異常に高く、自由度も大きい、そして今風のリアルな画像処理でファンタジーのリアルを再現しています。いつまでも遊び続けられる深い世界設定が魅力な新時代のロールプレイングゲームはまだまだ出てくるそうです。
時間がいくらあっても足りませんね。

2011年11月5日土曜日

[DTM] iMS-20もやっぱり難しい、けど楽しい


一年半も前に買ったiPadの中に静かに眠っている音楽関連のアプリのひとつ KORG iMS-20。買ったらなんか、簡単に作曲が出来るようになると錯覚してしまうのは、一眼レフカメラとまったく同じ。ほんとに懲りない。
「私だってバンドをしたい」プロジェクトの最初のターゲットは、このiMS-20に決定しました。早速、先週は東京駅近くの丸善で、マニュアル本「KORG iMS-20 公式パーフェクトガイド」(¥1800)を購入。公式、パーフェクト、もう買うしかないじゃないですか。まったく、行動パターンが変わっていないような気がしますが。

アナログ・シンセサイザー
iMS-20とはなんでしょう? アナログ・シンセサイザーに分類されるようです。アナログ・シンセサイザーって? いや、聞かないでください。おそらく、扱う音が波形なのでしょう。ん?
iMS-20で出来ることは、音を取込み、調整し、組み合わせ、曲にまとめ、自動演奏できることのようです。なんか全部できますねえ。ん? デジタル音源の場合、そのようなフルセットの機能をもったソフトのことをDAW (デジタル・オーディオ・ワークステーション)と言うそうです。アナログ音源に対応するそのような名称はないようです。なんでかな、そのうち判るでしょう。

iMS-20の機能(構成)
元になったのは、MS-20とSQ-10と言う2つの電子音楽楽器。MS-20はパッチワークが特徴的なアナログ・シンセサイザーの名機だそうです。パッチワークはケーブルで音源と音源をつないで加工することらしいですが、その機能はiMS-20にシミュレートされています。使い方も効果も、今は全く不明ですが、プラグとプラグの間を指でドラッグするとケーブルでウネウネとつながれ、ちょっと気持ち良いような悪いような。

SQ-10由来のノブとパッチワークのケーブル
SQ-10は、シーケンサです。シーケンサは音の一連のつながりを作成するらしいのですが、たぶん、一つの楽器用に一小節分の楽譜を書くことに相当するのだと解釈しています。面白いことに、SQ-10は五線譜に音符記号を並べる替わりにノブ(つまみ)を操作するのです。このノブ形式インターフェースは、iMS-20のドラム音源部やシンセ音源部で音を作るときに使われます。

iMS-20は、アナログシンセ MS-20とシーケンサ NS-10を合体させ、ドラムマシンを追加し、KAOSS-PADと言うタッチパッドみたいなキーボードインターフェースをつけたアナログ音源専用作曲アプリです。さらに、Social Networkの機能など、今風の機能もついているのが、"i"なのでしょう。ゲッターロボみたいなものですな。

iMS-20のデータ管理
iMS-20の楽曲データは、SESSIONと呼びます。ソフトウエア開発の時のプロジェクトに相当するのでしょう。SESSIONは、SONG、複数のPATTERN、複数のSound Preset(音色)で構成されています。

▼ PATTERN
一小節分のシーケンスデータです。6つのドラム・シーケンスと1つのシンセ・シーケンスを持っています。ドラムの場合、ドラムマシン部(コンポーネント)で作成し、シンセ音源は、シンセ部(コンポーネント)で作成します。

▼ SEQUENCE
16ステップで構成されています。一小節分のデータですので、一ステップは、一六音符分ですね。シーケンスは、チャネルセットを複数もっています。チャネルセットは、チャネルの集まりで、チャネルは16のコントローラ(たいていはノブ)をもっています。なんじゃ?

▼ SONG
パターンの演奏順です。パターン1 -> パターン2 -> パターン1 -> パターン3 -> とか。

なんか、音楽の話じゃないみたいです。電子音楽の編集作業者をエンジニアと呼ぶそうですが、合点してしまいました。

SYNTHシーケンスの編集にKAOSS PADを出したところ
楽曲の作成は、例えば 1つパターンを作成し、それをベースに複数のパターンを用意し、並び順を考えまとめていくのでしょう。一つのパターンは、ドラムマシン機能で複数の予め用意されたドラム音源からドラムシーケンスを設計し組み合わせて、リズムパターンを決め、さらにシンセ部で独自のシーケンスを作成し、それをミックスして出来上がりとなるのかな。あれ? シンセ音は1つか。それでMS-20をモノフォリック・シンセサイザーと呼ぶのかな?

書いていると少し頭の中が整理されてきた気がします。iMS-20は、適当に操作しても音は出るし、それなりに楽しいのですが、早く一曲完成させたいものです。
次回は、多分 KAOS-PADの話になりそう。

先週の勉強した音楽理論

* 音名 -- Pitch notation CDEFGAB、ト音記号、へ音記号
* 変化記号 -- シャープ、フラット、ナチュラル
* 調号 Key signature と臨時記号
* オクターブ記号 Octave
* 音符 Note
* 拍子 Beat
* コード Code / Scale -- メジャー・コード、マイナー・コード、セブンス・コード

いや、本を読んだだけで理解まではできていません。

2011年10月23日日曜日

[DTM] 「わたしだってバンドがしたい!」プロジェクト


DTM。ディスク・トップ・ミュージック。あこがれです。音楽をやる、楽器を演奏する、誰もがあこがれて、そして殆どの人が挫折したのではないでしょうか。私もそうです。中学の頃にフォークギターを買い、戦争を知らない子供たちを伴奏し、そしてそれ以上は前に進みませんでした。「戦争を知らない子供たち」とか言っても、知らない人が多いのでしょうが。そのあたりへの突っ込みは無しです。
オカリナを買ったり、ハーモニカを買ったりしたこともあります。そうそう、ウクレレも買いかけましたよ。秋葉原で3000円程度で売っていた時期があります。今もそうかな。でも、ただ、それだけ。なにもモノになりませんでしたねえ。いつしか演奏は諦め、聴く側にまわりました。カラオケも、オチャラケ・ソング以外は自信ないですし。
しかし、誘惑は多いものです。初代iPadを購入した時から気付いていたんです。電子音楽系のソフトがiPadのキラーソフトになるだろうと。iPadならば、ある程度の大きさのキーボード(鍵盤)を表示出来ますから、操作性も確保出来るでしょうし、またソフトウエアの価格も安くて済むんじゃないかと想像した次第です。なにせ、音楽制作ソフトは結構値段もお高い。5万円以上はザラですし、マシンのスペックも必要、そして外部入力装置(キーボードとかギターとか)も必要。覚悟の要る値段ですし、きっと続けることが出来ないだろうことは歴史が証明しています。iPadならば、失敗しても落ち込まずに済むんじゃないかな。
そして、初代iPadを購入して1年半。これまでに音楽ソフトをいくつも購入、そして予想通り殆ど利用せずに、画面の肥やしとなっていました。これではいけません。多分、音楽制作をする、楽器をたのしむ、最後のチャンスです。夢を諦めてはいけません。やることにしました。肩の力を抜いて、でも地道に継続し、勉強し、トレーニングすることにします。めげないように、過程をブログに記載していくことにします。題して「(W)わたしだって(B)バンドが(S)したい!」プロジェクト(Project WBS)のスタートです。
最初の目標は、オリジナル着メロの制作。さあ、どうなることになりますやら。
Music Studio (Alexander Gross)

最初の一歩は道具の整理。
機械は、iPadとMacBookだけ。
これまでに購入したソフトウエアですが、とあるブログの記事を元に分類しましたら、こんなものを買っていました。解説は多分、あってません。良くわかってないのですよ。

▼ DAW 系 Degital Audio Warkstation
デジタルで音楽編集の一連の作業を行えるソフト。ソフトウエア音源、シーケンサなども統合されている。MIDI、オーディオ素材とも扱える。
KORG iELECTRIBE

MusicStudio (¥1300)
GarageBand (¥600, Apple)

▼ シーケンサ 系
MIDIデータを記録、編集、再生するためのソフトウエア。
KORG iELECTRIBE (¥1000 キャンペーンの時に購入)

KORG iMS-20
▼ ソフト・シンセ 系
ソフトウエア音源。
KORG iMS-20 (¥1000 キャンペーン)

その他、変なのも色々とあるのですが、情報量と信頼性?(ブランド力)から、上の4つのソフト MusicStudio, GarageBand, iELECTRIBE, iMS-20 を主力としていく予定。

教科書として「思いどおりに作曲ができる本」川村ケン著 (リットーミュージック, ¥2000)を購入。
GarageBand (Apple)
あとは、インターネットの記事でなんとかしよう。

2011年10月9日日曜日

YouTubeでエア・チェック

YouTubeはAirCheck的に使うのが楽しい。クラウドの時代だし、YouTubeの"お気に入り"に入れておけば何時でも見れると思っていた。ところが、お気に入りリストを見直してみると、なんか変なアイコンが出て、閲覧が出来なくなっている。「オバQ音頭」、「マイクロソフト Power Point 桃太郎」、「みんなのうた ポポ・ルイーズ」とか。理由は大きく分けて三つかな。登録者が削除した場合、著作権侵害などの申請により管理者(YouTube)が閲覧禁止にした場合、非公開の場合。
この辺の問題は、昔のAirCheckの時にもあったと思う。たしか、個人で楽しむ場合に限り許可されると思うが、さすがにYouTubeで公開し続けることは商業と見なされ、問題になるのだろう。非公開は誰が決定したのだろうか。恐らく登録者だよなあ。
コマッタにゃー。と言うわけで、ローカルに保存する体制を整えることにしました。

私の環境は、もちろん?Apple中心。本当は自動化したかったけど、無償ソフトでは良いものがない。無償ソフトを中心に組んだ仕組みは、以下の通り

* ダウンロードしたファイル、変換したファイルは全て外部ディスクに保管する
* [Xilisoft YouTubeダウンロード]で、YouTubeのお気に入り画像からflv形式のファイルを保存する
* 画像の場合は、[VLC] で、このファイルを直接見る
* 音声を取得したい場合は、[iExtractMP3] で、音楽ファイルに変換し(抽出し)iTunesに取り込む

早速、やってみた。止せばいいのに大物をトライ。昨年行われたジャズフェスティバル「TOKYO JAZZ 2010」。YouTubeで4本、各3時間ぐらいで合計12時間のファイルです。これは主催者が公式に公開しているものなので、消される心配は少ないような気がするが、iPod / iPhoneで持ち歩きたいし、自宅で垂れ流しにしたい素晴らしい音源なので、真っ先にチャレンジ。

いやあ時間が掛かりました。最初のYouTubeからのダウンロードが殆ど半日がかり。さすが、無償ソフト。その仕組みは、ソフトが再生し、その時に出来るキャッシュファイルを取り出しているのですね。オリジナルと同じ時間が必要なわけですよ。複数のファイルを指定できるので、平行作業が可能で、若干短く済むようだけど、それにしても大変。音楽ファイルの取出は、あっという間。
iTunesに取り込んだら、アートワークを探してきてセットしたり、出演者のリストや曲名をコメント欄に入れたり、なんだか昔、オリジナルテープを作ったり整理したりしたことが懐かしく思い出されます。

しばらくは、休みになると[AirCheck]三昧かな。

Xilisoft YouTubeダウンロード for Mac

http://www.xilisoft.jp/youtube-download-video-mac.html
無料ソフトですが、高速版など高機能有償版もあります。

iExtractMP3

http://www.fraction.jp/log/archives/2008/01/18/FLVMP3Extractor
flvファイルに含まれる音楽ファイルを再エンコードなし(単に抽出するだけ)で取り出すソフト。無償です。抽出工程を眺めているとaac拡張子のファイルが作成され、最後はmp4拡張子ファイルになる。
* flv -- Flash ファイル
* aac -- MPEG4-AACヴァージョン
* mp4 -- MPEG4ファイル

2011年10月1日土曜日

秋の蛇

秋を表す季語だそうです。犬の散歩をしていると道端を横切る小さな蛇を見かけました。この時期は蛇が孵るのだそうで、その後も数匹見つけました。死んでいるものもいて、生きのびることができなかったのかと少し可哀想な気もします。インターネットで検索してみると、飼猫が捕まえてくる話もありました。恐ろしい。うちの猫には、どうかそんなことはしないように、後で言い含めておくことにしましょう。

写真は蛇の死骸。まだ生々しく、死因はなんだったのでしょうか。