2011年10月9日日曜日

YouTubeでエア・チェック

YouTubeはAirCheck的に使うのが楽しい。クラウドの時代だし、YouTubeの"お気に入り"に入れておけば何時でも見れると思っていた。ところが、お気に入りリストを見直してみると、なんか変なアイコンが出て、閲覧が出来なくなっている。「オバQ音頭」、「マイクロソフト Power Point 桃太郎」、「みんなのうた ポポ・ルイーズ」とか。理由は大きく分けて三つかな。登録者が削除した場合、著作権侵害などの申請により管理者(YouTube)が閲覧禁止にした場合、非公開の場合。
この辺の問題は、昔のAirCheckの時にもあったと思う。たしか、個人で楽しむ場合に限り許可されると思うが、さすがにYouTubeで公開し続けることは商業と見なされ、問題になるのだろう。非公開は誰が決定したのだろうか。恐らく登録者だよなあ。
コマッタにゃー。と言うわけで、ローカルに保存する体制を整えることにしました。

私の環境は、もちろん?Apple中心。本当は自動化したかったけど、無償ソフトでは良いものがない。無償ソフトを中心に組んだ仕組みは、以下の通り

* ダウンロードしたファイル、変換したファイルは全て外部ディスクに保管する
* [Xilisoft YouTubeダウンロード]で、YouTubeのお気に入り画像からflv形式のファイルを保存する
* 画像の場合は、[VLC] で、このファイルを直接見る
* 音声を取得したい場合は、[iExtractMP3] で、音楽ファイルに変換し(抽出し)iTunesに取り込む

早速、やってみた。止せばいいのに大物をトライ。昨年行われたジャズフェスティバル「TOKYO JAZZ 2010」。YouTubeで4本、各3時間ぐらいで合計12時間のファイルです。これは主催者が公式に公開しているものなので、消される心配は少ないような気がするが、iPod / iPhoneで持ち歩きたいし、自宅で垂れ流しにしたい素晴らしい音源なので、真っ先にチャレンジ。

いやあ時間が掛かりました。最初のYouTubeからのダウンロードが殆ど半日がかり。さすが、無償ソフト。その仕組みは、ソフトが再生し、その時に出来るキャッシュファイルを取り出しているのですね。オリジナルと同じ時間が必要なわけですよ。複数のファイルを指定できるので、平行作業が可能で、若干短く済むようだけど、それにしても大変。音楽ファイルの取出は、あっという間。
iTunesに取り込んだら、アートワークを探してきてセットしたり、出演者のリストや曲名をコメント欄に入れたり、なんだか昔、オリジナルテープを作ったり整理したりしたことが懐かしく思い出されます。

しばらくは、休みになると[AirCheck]三昧かな。

Xilisoft YouTubeダウンロード for Mac

http://www.xilisoft.jp/youtube-download-video-mac.html
無料ソフトですが、高速版など高機能有償版もあります。

iExtractMP3

http://www.fraction.jp/log/archives/2008/01/18/FLVMP3Extractor
flvファイルに含まれる音楽ファイルを再エンコードなし(単に抽出するだけ)で取り出すソフト。無償です。抽出工程を眺めているとaac拡張子のファイルが作成され、最後はmp4拡張子ファイルになる。
* flv -- Flash ファイル
* aac -- MPEG4-AACヴァージョン
* mp4 -- MPEG4ファイル