2008年12月11日木曜日

[HMLVP] プロジェクトの初動

多品種少量プログラミング 改め High-Mix Low-Volume Programing HMLVP

HMLVPの狙いの一つにウォームアップ時間、段取替え時間の短縮がある。この時間が一番大きいのは、プロジェクト初動の時だ。
プロジェクトの初動はエネルギーがいる。基本コンセプト、アプリケーション構成、ネットワーク構成、等々。そしてプログラムの場合、最初のプロジェクトファイル群を用意するのは最近はずいぶんとかかったがそれでも、まだ手間が多い。すぐ使える Deployを用意しておくことにする。よく使うライブラリやプラグインはあらかじめ入っているのが良いだろう。

HMLVPを実施するときは、いくつかのタスクを一気にやるのがよい。手を止めず、目に付いたタスクからこなしていく。バックログの数(大きさは無視)を減らすことが気持ちよいと感じるようにする。
細かいタスクをこなしていくと、あるいは手が止まると新たなタスクが生まれる。すぐメモしておき、後でタスクに加えていこう。

タスク残は資産ではなく、負債である。(在庫の考え方のパロディ)