2011年4月25日月曜日

iTunes Storeビジネスの現実は

Apple決算、iPhoneが好調で純利益倍増の過去最高業績 - ITmedia ニュース via kwout

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1104/21/news021.html
appleの第二四半期の売上構成で話題になっているのがiPhoneの比率だ。約50%を占めた。世界一の電話会社になったと誇張する記事も出ている。しかし、私が最近の売上構成で気になるのはiTunes Storeだ。今回は16億ドルで6.5%。ハードウエア販売と比べて余りに低い数字だし、また年々売上構成比は下がっている。Appleはアメリカの音楽小売店で最大の売上を誇る。そのAppleが音楽販売ビジネスで大きく儲からないし、伸びていないとすれば、音楽販売は儲からないビジネスだということになる。ソフトウエアは儲からないのだろうか。
ソフトウエアビジネスは儲からないと随分昔から言われている。大量生産ができず、趣向が偏りがちでで、コピーが容易であるため、十分な利益が取れないからだ。ソフトウエア産業に参画しようとする人間にとっては随分と厳しい現実だ。ロングテールコンセプトが人気だった時、ソフトウエアはやりようによっては良いビジネスになると期待した。しかし、結局 A商品しか利益を出せないだとすれば、ビジネスも魅力ないが文化も単調でつまらないものになっていくしかないのだろうか。寂しいね。